バレンタインにおすすめのチョコレート ブランド別に特徴を紹介
毎年2月14日はバレンタインの日。特別な贈り物で心を伝えるチャンスがやってきました。
想いを込めて選ぶプレゼントは、相手の心を掴む魔法の一部です。バレンタインの歴史は愛と友情の交換を祝うものとして始まり、日本では特に女性から男性への贈り物が定着しています。
定番のプレゼントはチョコレートで、若い頃は手作りの方も多いですが、年齢を重ねてくるとブランドにも拘るようになってきます。相手の好みにあったブランドを選んだり、有名ブランドのありきたりなプレゼントにならないよう気を使うなど、プレゼント選びも大変な作業です。
この記事では様々なタイプのスイーツをタイプ別に分けてブランドを紹介しています。
皆様のバレンタインにぴったりのプレゼントを選ぶ参考になればと思い書き上げましたで、よかったら最後まで読んでみてください。
バレンタインの始まり
バレンタインデーは、2月14日に恋人や配偶者、友人に愛情を示す日として知られています。
古代ローマ時代、兵士の結婚を禁じた皇帝クラウディウス2世に反して、密かに結婚式を執り行っていた司祭、ウァレンティヌスの殉教を記念する日として始まりました。
日本では、バレンタインデーに女性から男性にチョコレートを贈る習慣がありますが、この文化は日本以外の国々ではあまり見られないイベントです。
海外におけるバレンタインデーの習慣は国によって異なりますが、基本的には男性から女性へプレゼントを渡すのが一般的です。
バレンタイン発祥の地、イタリアでは恋人同士がお互いの気持ちを深めつつ、お祝いする日になっています。男性からのプレゼントは、チョコレートも定番ですが、真っ赤なバラも人気です。イギリスやフランスといった国でも同様に、チョコレートやバラが人気です。どの国にも共通して言えることは、男性から女性に愛や感謝の気持ちを伝えるということです。
バレンタインのプレゼント予算
相手との関係性や年齢にも依りますが、軽すぎず重すぎない目安としては下記のような意見が多いようです。
- 学生やカジュアルな関係:1000~2000円程度
- 20代やお世話になった人:3000円前後
- 30代以降や本命の方:3000~5000円前後
タイプ別スイーツのおすすめブランド
濃厚&リッチのおすすめ
DelReY(デルレイ)
1949年にベルギーのアントワープで誕生したブランドです。
ダイヤモンド型のチョコレート「ダイヤモンドショコラ」が有名です。
出典:DelReY Official HP
DelReYのチョコレートは、甘さや素材の特徴を強く感じつつも後味はしつこく残りません。
価格帯は3000円~6000円ほどがメインです。
DelReYについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)
1995年に世界的なパティスリーコンクールで優勝し、ベルギーで誕生したブランドです。
Bean to Bar(チョコレート職人が生のカカオ豆から作ったチョコレート)を早い段階から初めていることでも知られています。
出典:PIERRE MARCOLINI Official HP
PIERRE MARCOLINIのチョコレートは、口の中で溶けた瞬間からフレーバーが濃く溢れ出てきます。グラデーションもありますが、割りかしハッキリとした味わいを感じられます。
価格帯は3000円~6000円ほどがメインです。
PIERRE MARCOLINIについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
VESTRI(ヴェストリ)
イタリアで1960年代から商品を販売しており、現在の会社は1982年に設立されています。
カカオ豆にこだわっており、ドミニカ共和国の農園を直接管理し、カカオの栽培から行う希少なFarm to Barを行う会社です。
出典:VESTRI Official HP
VESTRIのチョコレートは、食感が非常に滑らかで、口の中でスッとほどけていきます。イタリア産素材の風味も良く、素材の味と香りを美味しく味わえます。
価格帯は3000円~6000円ほどがメインです。
VESTRIについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
ミルク感や素材感のおすすめ
DEMEL(デメル)
創業は1786年で、オーストリアのウィーンから始まりました。1799年からウィーン王宮御用達菓子司に指定されており、ザッハ・トルテを生み出したブランドでもあります。
出典:DEMEL Official HP
DEMELのチョコレートは、味がハッキリしているタイプが多いです。上記画像のソリッドチョコは猫の舌のチョコとして有名ですが、スウィートよりミルクのほうが甘く滑らかなので、ミルク感や甘いものが好きな方へオススメです。
価格帯は2000円~5000円ほどがメインです。
DEMELについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
聘珍樓ショコラ
2018年に、中華料理の名店である聘珍樓と、自由が丘で人気のチョコレート専門店「マジドゥショコラ」とのコラボレーションで誕生しました。
出典:聘珍樓ショコラ Official HP
聘珍樓ショコラのチョコレートは、東方美人茶や杏仁などの中華素材とコラボレーションし、滑らか且つ鼻に抜ける風味が良いのが特徴です。甘みは結構しっかりとしています。
価格帯は2000円~3000円ほどがメインです。
聘珍樓ショコラについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
BRUYERRE(ブリュイエール)
1909年にベルギーのブリュッセルで生まれたブランドです。プラリネにこだわっており、そのチョコレートは、創業当時のレシピを受け継いだ専門の職人が作り上げる一品です。
出典:BRUYERRE Official HP
BRUYERREのチョコレートは、全体的に甘さは強めですが、ベタッと残ることはありません。素材の苦味や酸味も上手にバランスを取っており、美味しくいただけます。
価格帯は2000円~3000円ほどがメインです。
- 公式HP (オンラインショップは2023年12月現在無し)
BRUYERREについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
モロゾフ(Morozoff)
1931年に神戸のチョコレートショップからスタートしたブランドです。複数ブランドを展開しており、「CUSTA」や「キツネとレモン」といったブランドも展開しています。
出典:モロゾフ Official HP
モロゾフのチョコレートは、シンプルながらも滑らかな触感や風味にこだわっており、甘みは強めに感じるものが多いかもしれません。
価格帯は1000円~3000円ほどがメインです。
モロゾフについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
フルーティー系のおすすめ
ベルアメール(BEL AMER)
2003年に創業し、日本に合うショコラを目指して厳密に温度・湿度を管理したショコラ専門のアトリエです。季節の美しい彩りや、日本ならではのイベントをショコラで表現しています。
出典:ベルアメール Official HP
ベルアメールのチョコレートは、見た目から素材を感じられる商品が多く、華やかなだけでなく風味もしっかりと感じられるため、フルーツ感を感じたい方におすすめです。
価格帯は2000円~4000円ほどがメインです。
ベルアメールについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
MAISON CACAO(メゾンカカオ)
2016年にシルスマリアの系列店として、「cacao」という生チョコレート専門店が誕生したことが始まりです。コンセプトごとにブランド店舗を展開しており、鎌倉に店舗を構えています。
出典:MAISON CACAO Official HP
MAISON CACAOのチョコレートは、香りに拘った生チョコレートが有名で、口の中でとろけると素材であるフルーツとチョコレートの香りが溢れ出します。
価格帯は2000円~3000円ほどがメインです。
MAISON CACAOについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
LeTAO(ルタオ)
1988年に北海道小樽市堺町の『小樽洋菓子舗LeTAO』オープンから始まりました。
チーズケーキの「ドゥーブルフロマージュ」が全国的にも有名です。
出典:LeTAO Official HP
LeTAOのチョコレートは、テーマとなる素材の香りと味を活かした味わいとなっています。
ブドウやフリーズドライのいちごなど、味も香りも贅沢な一品です。
価格帯は1000円~3000円ほどがメインです。
LeTAOについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
チョコレート以外
アンリ・シャルパンティエ(Henri Charpentier)
1969年に兵庫県の芦屋で店をオープンし、現在はシュゼットという名前で様々なスイーツを提供しています。フィナンシェが有名で、ギネス世界記録の年間販売個数に認定されています。
出典:アンリ・シャルパンティエ Official HP
アンリ・シャルパンティエの代名詞であるフィナンシェに、エクアドル産カカオチョコレートを加えた一品など、バターの濃厚な風味と一緒に楽しめる商品も販売しています。
価格帯は1000円~3000円ほどがメインです。
アンリ・シャルパンティエについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
ブールミッシュ(BOULMICH)
1973年に渋谷から始まり、現在は全国の百貨店でもスイーツを販売しています。日本の本格的フランス菓子の草分け的存在として知られています。
出典:ブールミッシュ Official HP
ブールミッシュのトリュフケーキは、中にまるごと一粒のトリュフチョコレートを忍ばせて焼き上げており、ブールミッシュならではの創作菓子です。
価格帯は500円~3000円ほどがメインです。
ブールミッシュについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
CRIOLLO(クリオロ)
2000年にエコール・クリオロ菓子学校を開業したことから始まり、2023年11月には麻布台ヒルズの中にも店舗を構えるようになりました。
出典:CRIOLLO Official HP
CRIOLLOでは糖質制限の方でも食べられて、尚且つ味もしっかりと美味しいケーキも販売していますので、病気で甘いものを控えている方とも一緒にスイーツを楽しむことができます。
価格帯は2000円~4000円ほどがメインです。
CRIOLLOについて詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
治一郎
2002年に誕生し、しっとり感とケーキのようなふんわり感があるバウムクーヘンは、パサパサしたものとは一線を画しており評判となりました。
出典:PR TIMES
治一郎はバレンタインシーズンに他社とのコラボレーション商品を展開しており、2023年はMAISON CACAOと開発したバウムクーヘン ビターチョコレートを販売していました。
価格帯は1000円~3000円ほどがメインです。
治一郎について詳しく知りたい方は、下記記事の紹介を是非読んでみてください。
まとめ
バレンタインデーは想いを伝えるチャンスですが、だからこそプレゼント選びで失敗したくないはずです。定番のプレゼントはチョコレートですが、ブランドによって甘さや素材の使い方も異なりますので、相手の好みを考えながらプレゼントを選ぶと、渡した際により喜ばれることでしょう。
高額すぎるプレゼントの場合、関係性や年齢によっては重すぎる場合もあるので、お互いの条件を見ながら金額も考慮すると、貰う方も気持ちよくプレゼントを受け取ることができます。
相手の好みや予算、そしてその時の気分に合わせて、素敵なバレンタインを迎えましょう。